英検とTOEICどっちが先?難易度や受けるべき目的の違いを比較
英検もTOEICも英語の資格試験の中では知名度が高く 受験者も非常に多いです。
これから自分の英語力を測定する上でどっちの試験を 受けるべきか、または同時に受験しようと考えている 人もいるでしょう。
そこで両者の相違点や学習のコツについてお話しします。
目次
英検とTOEICの相違点や学習のコツ4選
(1)問題の出題内容の違いを知る
まず英検ですが、総合的な英語力を 測定することを目的とする試験です。具体的には、面接試験、英作文、一般教養などが課されており、 非常にバラエティに富んでいるのが特徴的です。
一方TOEICは、ビジネス寄りの問題が主流となっています。
ビジネスといっても業種は多岐にわたりますし、それぞれの ビジネスシーンを想定した問題まで出題されるので、 相当準備をしてきた人でないと厳しい内容です。
(2)問題冊子を持ち返って復習する
試験が終わったら、どの問題が解けなかったのかをチェックして、すぐに 復習に役立てたい人もいるでしょう。英検の場合、試験問題は持ち帰ることができるので、すぐに復習が できます。
これに対してTOEICは問題が回収されてしまい持ち帰りができません。
ですので、もし解けない問題があったら、どんな問題だったかの概要 くらいは覚えておいて、試験終了後にメモをするなりして、 自宅で復習をすることをお勧めします。
(3)受験の順番を検討する
英語を学習する場合、いきなりビジネス英語に取り掛かる人は ほぼいないと思いますので、まずは教養的な知識が問われる英検から 先に受験するのが無難です。ちなみに英検は級が分かれているのですが、まずは過去問を 解いてみて、今の実力で対応できそうな級を選ぶことから スタートさせましょう。
また出題傾向はほぼ毎回同じようなパターンですので、 時間を図って時間内に終わるように訓練をしておくことが 大切です。
以上のようにして英検を受験していき、 もし英検2級が合格できるレベルに到達したら 、TOEICの受験も視野にいれても良いでしょう。
なお英検準1級レベルになると、 TOEICで850点程度に匹敵するレベルになります。
ここまでくれば、かなり英語力があると 自負してもよいレベル ですので、就職活動や転職活動でも大きな 武器になることは間違いありません。
(4)効率よく受験対策を考える
これから受験をするにあたり、英検であれば最短で合格 したいでしょうし、TOEICであれば、いち早く目標のスコアに到達 したいと誰もが思うでしょう。もちろん独学で勉強することも可能ですが、方向性を間違えると、 時間と労力ばかりが無駄になってしまいます。
そんな時は試験の傾向や対策を熟知した講師陣が在籍している スクールにお世話になるのが効率的です。
英検スクール及びTOEICスクールを 利用して、無駄なく最短でゴールを目指してください。