英単語の覚え方のコツ5選！記憶に残りやすい工夫をするのがカギ！英語4技能を学ぶ土台なので確実にマスターすべし！

英単語の覚え方のコツ5選！記憶に残りやすい工夫をするのがカギ！

英単語は、これからリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの英語4技能のいずれを学習するにあたり、土台となる重要なものです。

そもそも英文の表現は個々の単語が組み合わさってできあがるものですので、重要であるのはいうまでもありませんし、 単語さえわかれば、文法やリスニングが苦手でもなんとか大意がつかめることさえあります。

多くの人は、一生懸命努力しているにもかかわらず、すぐに忘れてしまって苦戦を強いられているようです。

この英語学習において大切になる英単語はどのようにしたら覚えられるのでしょうか？

実は効果的な覚え方のコツがあるのでシェアします。

1 英単語の覚え方のコツ5選

英単語の覚え方のコツ5選

(1)英単語に触れる回数を増やす

人間の脳は重要性の高いものを優先的に記憶し、逆に重要性の乏しいものを記憶から消す仕組みになっています。

ここでいう重要性の高いものとは、頻繁に目にする事項です。

すなわち、1回しか出会わなかった単語より、5回であった単語のほうが優先度が高いと脳が認識し、優先的に記憶しようとします。

ですので、覚えなければならない単語があれば、その単語に出会う回数を増やす工夫をすればよいのです。

反復練習が大切だといわれるのは、まさにそのような理由からです。

ここで私が実際にやってみて役だった方法を紹介します。

単語アプリを利用

覚えるべき単語をアプリに追加していき、移動時間やスキマ時間に何度も見る癖をつけるとよいでしょう。

ステッカーに英単語を書いて部屋中に張り付ける

英単語とその意味をステッカーに書いて、机の前、トイレの中、キッチン、応接間など、あらゆる場所に張っておき、暇さえあれば見れるようにします。

またお風呂場であれば、ステッカーをクリアシートに入れて濡れないようすれば、シャワーを浴びながらでも見ることができます。

そして完全に覚えたらステッカーを処分し、また覚えるべき単語をステッカーに書いて差し替えるようにすると便利です。

ちなみにステッカーは一度貼っても剥がせるのでとても使い勝手が良いのが特徴で、 100円ショップなどで入手できます。

(2)関連する英単語をまとめて覚える

どの英単語にも語源が存在し、その語源さえ把握してしまえば、単語の意味が容易に推測することができるので格段に覚えやすくなります。

例えば、coは「共に」という意味を示す言葉で、これを使った単語の例として、common(共通)、coeducation(共学)、coexist(共存) などがあります。

他にも以下のようなものがありますので参考にしてください。

■例

・en「～にする」⇒enable(できるようにする)、encourage(勇気を与える)
・ex「外で」⇒external(対外的な)、except(～を除いて)
・pre「前」⇒prelude(前奏曲)、preschool(保育園)
・re「再び」⇒review(復習する)、remind(思い出す)

(3)英単語をグループ化する

英単語には、同じ意味を持つ類義語と反対の意味を持つ対義語があります。

ある単語を覚える時にその単語の類義語をまとめて1グループとして覚えてしまうと効率的です。

さらにその対義語もまとめて1グループとして覚えてしまうとさらに効率的です。

例えば、「短い」を表す英単語にshortがあり、その類義語には brief、temporaryなどがあります。

一方その対義語である「長い」を表す英単語にlongがあり、その類義語には extended、extensive、widespreadなどがあります。

このような英単語は、英語類語辞典にまとまった情報が収録されているので、とても便利です。

(4)覚えた単語を使ってみる

知識をインプットしたら、必ずアウトプットしないと定着しないとよくいわれますが、これは事実です。

そのためは、覚えた英単語を使って英文を作って音読してみることをお勧めします。

例えば、共通「common」という英単語を覚えたとしたら、この単語を使った文章を考えてみましょう。

こんな英文が良いかもしれませんね。

English is a common language in the world.(英語は世界の共通言語です)

日本語の文章を考えるだけでも結構大変ですし、これを英語にするにもなかなか苦戦を強いられるかもしれませんが、ここで時間をかけて考え抜くと印象に残るので、忘れにくくなるメリットがあります。

しかも英単語の暗記と英作文の練習が同時にできるので一石二鳥 です。

(5)感情を込めて音読する

英語の暗記になぜ感情が必要なのか疑問に思った人は多いでしょう。

実はこの感情こそが暗記を加速させる原動力になっているのはほとんどの人に知られていないようです。

感情を込める場面といえばおそらく歌を歌ったり楽器を演奏したりする時のことを思い浮かべるかと思いますが、実は音楽を利用して英単語を覚える事も可能です。

例えば、洋楽で有名なビートルズのlet it beを感情を込めて歌ってみてください。

When I find myself in times of trouble(苦境に立たされている時)
Mother Mary comes to me(神聖なる母が現れ)
Speaking words of wisdom, let it be(賢明な言葉を呟いた「あるがままになさい」と)

何度も感情を込めて暗記するまで歌えば、「in times of trouble」「words of wisdom」「let it be」などの表現を英単語と共に覚えられますし、なかなか忘れないところも魅力的です。

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