英語資格試験過去問の使い方は?傾向を掴みムダな勉強を排除すべし
これから英語資格試験を目指そうと思ったとき、本屋に行って 参考書、問題集、予想問題、過去問などをドッサリ手に入れてきて 勉強に励もうと思う人は多いかと思います。
せっかくヤル気があるのだから、一気に全部制覇しようと 思う気持ちはとても素晴らしい事です。
ただ、いざ手を付けようとしても、 過去問と参考書のどっちから手を付けようか、問題集が先か、 予想問題が先か、などと手を付ける順番で迷ってしまった経験はありませんか?
物事順序があるといわれますが、これは勉強の効率性を追求するにあたり とても重要なことで、英語資格試験の勉強においてもあてはまることです。
そこで、過去問の使い方をはじめとし、 どんな勉強法を実践すれば効率よく合格できる のかについて4ステップに分けてお話しします。
目次
英語資格試験合格のための最短4ステップ勉強法
(1)過去問で傾向をつかむところからスタートする
学生時代を思い出してほしいのですが、初めて学習をするときは、まず テキストからスタートしたかと思います。テキストには詳しい解説があったり、図での説明があったりと、 初心者でもわかるような工夫がなされていますし、学校では先生が しっかりと授業をしてくれるので非常に わかりやすかったのではないでしょうか?
テキストで理解を深めたら、今度は問題集で理解度の確認をし、 間違えた箇所を復習しておけば、安心して試験にチャレンジできたはずです。
ただ、これらの勉強は学校内の試験で良い成績が取るための 勉強法です。
しかし今回ターゲットになるのは英語資格試験です。
これは全国共通の学校外部試験ですので学校で習った内容とは 難易度も傾向も全く異なっている可能性があるので、それに 伴って勉強法も変えなければなりません。
そこで、一番最初にやるべきことは過去問です。
まず過去問を手に入れて問題を解いてみましょう。
もしかすると、見た事がない単語が出てきたり、 問題の分量が多くて時間が足りなかったりと、全然解けないことに気づくかもしれません。
ただ、この時点で合格点が取れる必要はまったくありません。
なぜなら、今やるべきことは試験の傾向を知り、現状の実力と目指すべき実力とのギャップを把握する ことだからです。
(2)過去問問題集で情報量を補強をする
過去問は傾向が掴むには利用価値がありますが、 問題と解答しか掲載されていないので情報量が不足しています。そこで過去問問題集で補強をする必要があります。
過去問問題集には詳しく正解を導くための道筋や 予想合格ラインなどが掲載されており、試験本番を 想定した学習ができるのがメリットです。
しかもリスニングの音声やCDが付属していたり よく出る単語などが一覧になっていたりと、 自分に足りない力を補足するのに役立つ情報まで ついているので自分の弱点補強にはうってつけです。
ちなみに、過去問からスタートせずに過去問問題集からスタートしたほうが よいのではないかという疑問が沸くかもしれませんね。
確かに初めから詳しい解説を見ながら傾向を掴んだほうがやりやすいとも 思えます。
しかし過去問問題集はボリュームが多すぎて全体像の概要を把握するには 向いていません。
ですので、やはり効率性を重視するのであれば、過去問からスタート させるのが無難です。
(3)テキストでさらに補強をする
過去問問題集で弱点が把握したけれど合格点に到達しない 状態であれば、さらに補強が必要です。例えば、単語量が足りないのであれば、細かい単語まで収録されている 単語集テキストを手にして単語量を増やしたり リスニングが苦手なのであればリスニングの音声テキスト等を 使って弱点を補強していきましょう。
(4)予想問題で本番を意識する
最後の仕上げに時間を計って予想問題にチャレンジしてみましょう。以上が英語資格試験合格のための最短4ステップ勉強法でした。
まさか過去問からスタートするなんて予想さえしなかったかも しれませんね。
しかし過去問というゴールを最初に知り、そこから逆算して 今何をすべきかを把握するのが無駄のない勉強法になるのは事実です。
また、資格試験のより多くの有力情報を入手したい人は、 試験の傾向や対策を知り尽くした講師陣が在籍している スクールを利用するのも効果的です。
不明点があれば質問できますし、自己採点が難しい英作文添削をしてくれたり、オリジナルの予想問題が手に入ったりと、 かなり心強いです。
是非活用して最短で合格を目指しましょう。