スピーキング上達のコツは音読継続！スピーチを目標にするのが理想
スピーキング上達のコツは一体何なのか？というのは多くの 人が関心を持っているかと思います。
これは英語に限らずどんなことにもあてはまることなのですが、 コツすなわち王道パターンが存在し、これをマスターしてしまえば、スムーズに 物事が進むことが多いです。
実は私もなかなかスピーキングが上達せずに悩んだことがあったのですが、 そんな時ほど、「きっと裏技があるに違いない」「スピーキングができる人は 才能に恵まれたからだ」などと考えては落ち込んでいました。
しかし、いろいろな学習法を試した結果、スピーキングを上達させる コツは予想以上に地味でシンプルである事実に気づきました。
それはズバリ音読です。
ただ音読をするといっても、漠然と英語を発しているだけでは効果は出ません。
音読をする時に注意しなければならない重要ポイントを3点お話しします。
(1)英文を選定する
普段利用しているテキストや問題集などから、 文法やボキャブラリーがきちんと理解できて、 あとは英語でしゃべれるレベルまで引き上げればよい 文章を1つ選ぶのが妥当です。(2)キリのよい部分で区切って音読する
一つの英文を最低限の意味が通じるレベルまで区切っていきます。そして日本語で意味を考えながら音読を繰り返します。
これによって、本来は文章全部を読まない限り意味が 理解できなかったわけですが、区切った部分まで 意味を理解する訓練ができるようなります。
例えば、「私は会社に行くときは必ず腕時計を持っていきます。(I always bring my watch with me when I go to work. )」 の場合、以下のようになります。
「I always bring / my watch /with me / when I go to work. 」
すなわち、
・私はいつも持っていく
・腕時計を
・身につける
・会社に行くとき
という具合に4つに区切り、いずれも最低限意味が分かるようにします。
・腕時計を
・身につける
・会社に行くとき
(3)徹底的に繰り返して成果を把握する
とても退屈な方法かもしれませんが、複雑なものも細分化をして基本形まで 落とし込めば、あとはこの基本形を組み合わせるだけで 英文がスラスラ組み立てられるようになります。以上が重要ポイント3点です。
地味で退屈な作業ですが、面倒臭がってやらない人が多いので、 逆に粘り強く継続すれば、大きな力になります。
そして、この作業に慣れたら、将来大衆の前で英語のスピーチを することを目標にするとよいでしょう。
スピーチはもちろん音読が必要ですので、今まで音読を コツコツ積み上げた集大成として考えるのが理想的です。
英語で演説したり、お気に入りの映画の名場面などに出てくる英文を 暗記していって、格好良く英語でスピーチができたら、 気分は格別だと思いませんか？
個人的には 「オバマ大統領 就任演説」 「スティーブジョブズのスタンフォード大学でのスピーチ」 「オプラ･ウィンフリーのハーバード大学卒業式スピーチ」などがお勧めです。
是非チャレンジしてみてください。
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