スピーキング伸びない?流暢にペラペラ話そうとすると失敗する理由
英語がペラペラ話せる人は本当に格好良いですね。
華麗な身振りや手振りのジェスチャーも加えて、 表情豊かに英語がしゃべれれば、なお素晴らしいことです。
自分もいつか英語がペラペラになりたいと思って日々努力している 人はきっと多いかと思います。
ただ、一見ペラペラ英語を話しているようにみえて、実はほとんど 相手に伝わっていないことも多いのは とても悲しいことです。
というのも、かつての自分がそうでした。
ある英語レッスンを受講して、相手の外人講師との フリータイムをしたときのことでした。
自分はとにかくしゃべることばかりに 焦点を絞って取り組み、会話が途切れないように 頑張っていたのですが、 その時講師にこんなことを指摘されました。
「OH!、Yes!、Yeah!、Nice!、Wonderful!などと 意味のない英単語が多すぎますね。」
さらに続けて講師は言いました。
「英語を話す時になると突然声のトーンが高くなって、しかも大げさな身振り手振りが 加わってとっても不自然です。」
これを聞いて撃沈したのを今でも鮮明に覚えています。
自分はスピーキングが伸びないで悩んでおり、その弱点をカバーするために死に物狂いで ごまかそうとしていたのが完全にバレていたのです。
いわれてみればそのとおりで、英語をしゃべる時だけ態度が急変すると 信用できない印象を与えるのは当然ですね。
結局、いつもどおり自然体で正々堂々と構え、無駄な単語は一言も話さず、 相手に伝わることに念頭をおいて英語を話せばよいことが、この経験を 通じてよく理解できました。
英語はコミュニケーションツールですので、話すことに注力せず、伝えることに注力しましょう。